本当にありのままに見えていますか

さて、ありのままにみていない第3段
人間ってよくできているもんです。
ありのままにみないことでこんなことも
しているなんて、、、

人は
『世界はこういうところだ。』
『いまの状況はこうだ。』
『あの人はこういう人だ。』
とそれぞれの捉え方や思いを持って見ています。

ところが一旦、『こうだ』と捉えると、
『こうである』に結びつく情報だけを取り、
『こうである』に結びつかない情報を
無意識に見ないようにします。

たとえば、『Aさんはいい人だ』と考えると、
Aさんはこんなにいいことをしていた。
こんないいこともしていた。
とAさんがいいことをしていたところが目に入ってきます。

しかし、逆にAさんがなにか悪いことをしていても
「Aさんがそんなことするわけがない。」
とあまり意識せず記憶に残ることはありません。

このように人は一度ついたイメージを元に世界を
見てしまうためありのままを見ることが非常に
難しいのです。

物事や状況をみるときには、
様々な角度からみてみましょう。
この状況はいい状態だと思い込んでいたら、
実は水面下で大変なことになっていることも
あるかもしれません。