行動は変えられる⑧
前回適切な行動をさせるために
行動の直前に行動を促す刺激『プロンプト』を
活用して適切な行動を定着させる方法をお伝えしました。
このプロンプトにはいくつかの種類があります。
今回はこの種類をご紹介します。
プロンプト
- 言語プロンプト
言葉で促すプロンプトです。
言葉を相手にかけて、行動を促します。
最初の1文字をヒントとして
出すことも言語プロンプトです。

- 身振りプロンプト
体の身振り、動きを使ったプロンプトです。
くしゃみの時に口をふさいでもらいたいときに
相手がくしゃみをしそうになったら
手をあげて見せます。 - モデルプロンプト
実際にやってみせて、真似させるプロンプトです。 - 身体プロンプト
一般的に身体的誘導と言われるものです。
相手にしてほしい行動を実際に手にとって
体に触れながら伝える方法です。
テニスやゴルフの素振りなど、
コーチがスイングを教えることなどである。

言語プロンプトが最も相手の抵抗感が弱く
後半に紹介したもの程、抵抗感が強いです。
プロンプトは行動を起こせるようになるに
従い、徐々に小さく目立たなくさせていき、
最終的に無くす必要があります。
最後にプロンプト以外の癖を直す方法を紹介します。
- 正の練習
するべき正しい行動を
何度も練習する方法です。
例えば、家に帰ってきて、
どうも靴を揃えて家に上がることが
習慣にできていなかった子供に
家に上がって靴を揃えるという行動を
10回繰り返して行わせて
行動を覚えさせる。

- 習慣逆転法
爪を噛むや猫背などといった癖をなおすために
その癖をは同時にできない行動を1つ決め、
癖をしていることに気がついたら
その行動を1~3分続けるのである。
爪を噛んでいることに気がついたら、
2分程手を組んでみる。
それからもとの行動をとる。 - 復旧改良法
問題行動を起こしたときには
その結果引き起こされた状況を
もとに戻し、それ以上に
良い状況にもっていくのである。
自宅に帰るとコートをリビングのソファにおいて
なかなか片付けないなんて時には
意識して、片付けてみる。
コートを片ずけ、
時計をきまった場所におき、
洗い物を洗濯機に入れる。
リビングをすっきり片付けるのである。
気になる癖を是非なおしてみましょう。
参考図書
行動分析学マネジメント
人と組織を変える方法論
舞田竜宣 + 杉山尚子 著
