心に目を向ける④
自分の「気持ち」「体験」「イメージ」「気分」「情動」などといった
『実感』に触れることでそれまでみえてこなかった閃きが
あなたにおとずれる。
カウンセリングなどで心の実感からの展開が
起こることもあるが直接これを起こす方法に
『フォーカシング』というものがある。
フォーカシング
1.自分の内面に、
「ご機嫌いかがですか」と聞いてみる。
自分にやさしい言葉をかけよう。
2.「最近どんなかんじかな」
「最近どんなことが気になるかな」と聞いてみる。
3.気がかりなことが浮かんできたら、
それを一つ一つ大切に認めてあげよう。
「そうだよね。気になるよね」と認めよう。
「そんなことたいしたことないよ」と否定しないようにしよう。

4.その気がかりな事柄は、
「どんな雰囲気か」観察してみる。
「イライラする」
「腹が立つ」
「ウキウキする」など
どのような雰囲気かを知る。
5.その事柄と雰囲気を
どこかに置くようにイメージする。
事柄や雰囲気に合った置き場所が
心に浮かぶのを待ってみよう。
「疲れているな」という感じは
森の中で森林浴させてみたり、
同僚とのいざこざの不愉快感は
ゴミ箱に捨てて、蓋をしたり。

6.どこかに置いてみると、
ちょっと気分が楽になったり、
ほっとするでしょう。
楽に感じない場合は置き場所を
変えてみましょう。
7.気が楽になったら、
他に気になっていることをさがして、
同じことを繰り返してみましょう。
8.もう楽になったかな。
今いい気分かな。
まだかなと思うのであれば、
3から繰り返そう。
気がかりに思うことは
自分が悪いからだとか
自分がまだまだだからだとか
自分が悪いと思う癖がある人がいます。
ただあるがままを受け止めるということが大切であり、
自分で自分を苦しめる必要はありません。
また気がかりなことが手放せないときは
あなたがそのことにとらわれて悩んでしまっているときです。
すると別の視点から物事を見ることがむずかしくなり
新たな発想も浮かびずらくなります。
そこから抜け出し、
新たな道を見つけるために
気がかりな荷物を
まずは一旦脇に置いて、
深呼吸してみましょう。

参考図書
- 心のメッセージを聴く
実感が語る心理学
池見 陽 著