ストレスとの付き合い方⑥
ストレスを解消するには、
ストレスの元になっている
『認知のゆがみ』をなおす必要があります。
『認知のゆがみ』とは思考が
非合理的・非論理的になっている状態のことでした。
認知のゆがみは
長年の思考のくせになって、
自分にしみついています。
ストレスを解消するために、
まずは自分がどのような思考のくせを
もっているかを知る必要があります。
普段の生活の中で、
自分が心の中でつぶやいている言葉を
振り返ってみると、
そこに思考のくせを見つけることが
できます。
この心の中でつぶやいている言葉を
セルフトークといいます。
物事を否定的に受け止めやすい人の
セルフトークは、
『マイナスのセルフトーク』といい、
そこにストレスを生む『認知のゆがみ』を
見つけることができます。
代表的な『マイナスのセルフトーク』を
みてみましょう。
『マイナスのセルフトーク』
・自分だけ
「なぜ自分だけ怒られるんだろう」
自分だけ不幸な事態が起こっていると
嘆く表現です。
・ついてない
「また落し物をした。なんてついていないんだろう」
自分に運がないことを嘆く表現です。

・~してくれない
「俺の努力をどうして誰もわかってくれないんだ」
自分に対する周囲の理解のなさを嘆く表現です。
・どうせ
「なにをやってもどうせ評価されない」
ある状態や結果を初めから決まったものとして
考えようとする表現です。
・いつも(いつだって)
「上司にはいつもしかられる」
ある現象がすべての機会に起きることを
示そうと決めつける表現です。
・みんな
「みんなからバカにされている」
ある現象が、関係するすべての人に共通することを
示す表現です。
・~たらどうしよう
「失敗したらどうしよう」
まだ起こっていない事態を
不安に思う表現です。

あなたも日常生活の中で、
ちょっと不愉快なことがあった時には
あとからその時のことを
思い起こしていると思います。
その時に、
自分がどんな事を考えているかを
気にかけてみて下さい。
もしかしたらマイナスのセルフトークを
つぶやいていないでしょうか。
参考図書
ストレスに負けない技術
田中ウルヴェ京・奈良雅弘 著
