あなたは基本的人権を気にしていますか。
今日は私たちがアサーティブになれない理由の
3.基本的人権を使っていないことについて
お伝えします。
アサーティブになれない理由
- 自分の気持ちが把握できていない。
- 結果や周囲を気にしずぎる。
- 基本的人権を使っていない。
- 考え方がアサーティブでない。
- アサーションのスキルを習得していない。
- からだが語るものが言葉と違う。
基本的人権って言うとむずかしいですよね。
ちょっとくだけて、
自分のこと、人のことを大切にしていますか。
例えば自分の思っていることを話せなかったり、
相手の話より自分の話をしてしまったりすることって
ありませんか。
私たちが自分自身を大切にできていない時は
相手とより良い人間関係は築けていません。
なぜなら自分を尊重できないと
自分の思いを人に伝えられないし、
相手を尊重できないと
自分の話しかしないのです。
これって自分を、そして相手を
大切にしていないってことですよね。
私たちがより良い人間関係を築くには
アサーティブなコミュニケーションが
必要です。
けれどなかなか日常で
アサーティブなコミュニケーションって
難しいんですよね。
3. 基本的人権を使っていない
アサーションは基本的人権の1つです。
言論の自由は保障された人権です。
しかし私たちは普段あまり基本的人権を
意識することはありません。
そのため誰でも自由に自分の意見を
言えるということを自覚していません。
自分の意見を自由に言える
ということを自覚していないと
自分の意見を言うことを躊躇したり、
相手の意見を聞こうとしなかったり
してしまいます。
さらに私たちは自分と違うものに
警戒心を持つという動物的な機能が
備わっています。
自分と違うものでも知識によって
安全だと認識できれば
攻撃的にならずに済むのですが、
理性を働かせないと身体の反応まま
行動してしまいます。
例えば自分の意見に反対意見を言われると
途端に頭に血が上って
感情的に反論してしまう人がいます。
もしくはとにかく自分の意見を認めさせようと
相手を説得しようとしてしまいます。
このような場合相手にも意見を言う自由が
あるということが意識できていないために、
相手の意見を認めることができないのです。
こうした場合も相手と建設的な関係を
築けませんね。
自分の思いを大切に受け取ってもらうためには
相手の思いも同じように大切に扱うことが
大切です。
人間関係を良くするためには
人間関係を良くするためには 、
自分の意見をしっかりと相手に伝える
相手の意見を自分の意見と同じように扱う
ことを意識しましょう。
自分の意見をしっかり伝えることは
非常に大事です。
しかし相手の意見も自分の意見と
同じように大切に扱うことが
自分の意見をしっかりと聞いてもらうために
とても重要です。
皆さんも人とコミュニケーションをとるときは
上記を意識して行ってみてください。
必ず良い人間関係が築けますよ。
参考図書
アサーション・トレーニングさわやかな〈自己表現〉のために
平木典子