何かをやりきるために必要なものって
何でしょうか。
能力か、時間か、気力か、
いろんなものが必要ですよね。
しかしやりきるために特に必要なものは
目標に向けて行動をつづける意思です。
よく途中で何かをやめてしまうと
「本当に意思が弱い」と嘆くことありませんか。
ここでいう意思を自制心といいます。
自制心とは
自分自身の感情や欲望などを
うまく抑えたりコントロールしたりする
気持ちや精神力のこと。
自制心は鍛えられる
あ~、でもなんでも続かないんだよね、、
やっぱり私って意思が弱いのよ。昔から・・・。
なんて思っているあなた。
実は自制心は鍛えることができるんです。
しかも日常的な鍛錬によって
総合的に強くできるのです。
まずは日常で習慣にしたい簡単な行動を自分の意思で決めます。
行動は少しめんどうで、ちょっとふんばらないとできない行動を
考えます。しかし5分くらいでできる程度が理想です。
例えば、
朝起きたら布団の上で簡単なストレッチをする。
夜のお風呂を出るときに、お風呂の床を一磨きする。
などです。
続けていると徐々に自制心が鍛えられていきます。
すると他でも自分の意思で決めた行動が
どんどん増えていきます。
朝のストレッチの後に
いままで簡単な朝食しかとれていなかったのに
おいしい朝食を用意して食べられるようになったとか。
お風呂の後の歯磨きのあとに洗面所の鏡を
ひと拭きするようになったとか。
自分の意思で決めたことを続けることは
自分に対する信頼を高めます。
そして行動することに躊躇がなくなり、
行動が増えていくのです。
いきなり自分にとって大変なことを
はじめるのではなく簡単なことからはじめ、
徐々に難しいことを増やしてみてください。
自分を責めず、未来に意識を向けよう
自制心を鍛えるときにもうひとつ気にかけたいことがあります。
それは決めたことができなくても自分を責めないことです。
過去の自分を責めずに未来の自分にエールを送り、
決めた行動を起こすことに意識を向けましょう。
実は自制心は使うと減る性質があります。
そのため自制心が必要なことを続けていると
どんどん自制心が減っていき自制が効きづらくなります。
うまく行動ができなかったのは
自制心を使い切ったためと割り切り
未来に意識を向けることが大切です。
何かをやりきるためにはまずは自制心を鍛えましょう。
自制心を鍛えられれば、途中でやめることが減り、
自分に対する信頼が高まります。
するとどんな時でもあきらめないようになっていきます。
ぜひ自分の意思で簡単な行動からはじめてみてください。