リーダーは経験から育つ⑤

思ったように人が集まらない。

自分が企画したイベント開催まで
あと1週間
まだ6割しか人が集まっていない。

「どうしたら人が集まるんだ。」
「なんで誰もアイディア出してくれないんだよ。」
「どうしよう。」
「どうしたらいいんだ。」

と私は心の中で悪態をついた。

焦る気持ちはどんどん高まる。
しかし状況を打開するアイディアは
なかなか出てこない。

焦れば焦るほど、
協力してくれているメンバーへの接し方が
トゲトゲしてしまう。

一緒にやっているチームは
もはや気軽にアイディアを口にできるような
雰囲気では無くなってしまった。

チームの雰囲気は悪くなるいっぽう、
時間だけが無情にも過ぎていった。

Blog-20170501-1.jpg

この話は私の昔の経験ですが、
この時、リーダーシップを発揮して
物事を進めていくには
「創造的に考える能力」が必要だと
強く感じました。

その時これまでとは違った新しいアイデアを
どうやってひねりだせばいいのか
まったく思いつかなかったのです。

創造的に考える能力
創造的に考える能力とは既成概念にとらわれずに
考える力と言い換えることができると思います。

既成概念とは
広く社会で認められ、通用している概念。

リーダーは様々な能力が必要ですが、
組織の状況が行き詰まった時や
何か新しいことを始める時には
「創造的に考える能力」を発揮することが
求められます。

【参考】CCLが提唱する6つの伸ばすことができるリーダーシップの能力

CCLとは
リーダーシップ開発で世界的権威である米国のリーダーシップ研究開発機関
Center for Creative Leadership(CCL)の略です。


既成概念や自分の考えから離れて考えることは難しい

私たちは普段の生活では
無意識に既成概念や自分が大事に持っている考えを
守ろうとしています。

またその大事にしている考えに沿って行動し、
そこから外れないようにすることで
自分という個性を保とうとしています。

そして普段の生活の中で
既成概念や自分が持っている考え(思い込み)を
意識することはありません。

Rob Gallop via Foter.com  CC BY-ND

創造的に考えるとはこうした既成概念や
自分の考えから抜け出して
新たな発想を探すことです。

慣れ親しんだ既成概念や自分の考えを
一旦脇に置いて新たな視点をつかむには
メタ認識しなければなりません。

メタ認知とは
認知を認知すること。
人間が自分自身を認識する場合において、
自分の思考や行動そのものを対象として
客観的に把握し認識すること。

経験学習で創造的に考える能力を養おう

ある考えにとらわれている時には
自分の考えから抜け出して考えることは
なかなか難しいものです。

経験学習メソッドはそんな状態の時の
自分の考え(思い込み)を
客観的にみることができます。

GlaxoSmithKline via Foter.com  CC BY

まずは自分の考え(思い込み)に気づき、
ちょっと上の視点から状況を観ること(メタ認知)で
既成概念や自分の考えを超えて考えることができます。

意識的にその時に自分が大事にしている考えを
超えて考えるということをしてみましょう。
自分の世界を広げるのは自分自身です。

参考図書
リーダーシップ開発ハンドブック
C.D.マッコーレイ 他 著

リーダーシップ開発ハンドブック

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