自信を育てる②

日々経験する出来事は、
その時の感情や自分の考え方によって解釈され、
少しずつたまって記憶されていきます。

そしてその時の出来事を繰り返し思い返すと
その度にその出来事を体験することになり、
濃い記憶として心の銀行にたまります。

例えば、
好きな人に告白してフラれた出来事があり、
その時とても悲しく胸が締め付けられる感覚とともに、
「私は人から愛される資格がない人間だ。」
と考えてしまったとします。

そのあとフラれた出来事が忘れられずに
繰り返しフラれた時の様子を思い返していると、
その時の記憶とともに「私は人から愛される資格がない人間だ。」
という考えが濃い記憶として心の銀行にたまります。

濃い記憶は私たちに強い影響を与え、
この消極的な考えを繰り返し使うようになります。

するとその消極的な考えが
その後の別の出来事の解釈にも影響を及ぼし
「やっぱり私は人から愛される資格がない人間だ。」
という消極的な考えとして
より強く記憶されてしまうのです。

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自信が持てないのは、
このように記憶の処理を
間違ってしまったからかもしれません。

あなたが何かを考えようとするときには
記憶の銀行になにか使える情報はないだろうかと
探しにいきます。

「自分は優秀だ」と考えたいなら、
自分が優秀である理由になる情報を
記憶銀行から引き出し、
「自分は優秀ではない」と考えたいなら、
優秀ではない理由を引き出します。

あなたの記憶銀行は
あなたの新しい考えを作り上げるための素材を
保管しています。

自信をもつためには、
自分の記憶銀行を意識して
管理する必要があります。

記憶銀行の管理法

1.記憶銀行には積極的な考えだけを預金する

不愉快なことがおきたときに、
成功する人と成功しない人とでは
やることがちがうようです。

成功しない人は不愉快な出来事を
繰り返し思い返してしまい、
消極的な考えの記憶をためていきます。
すると様々な出来事を
より消極的に解釈するようになります。

あなたの心にたまったその消極的な考えは
悩み、欲求不満、劣等感をつくります。

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成功する人はそんなことはせずに
積極的な考えをためることが上手です。

成功する人は
思い通りにいかなかった出来事を
積極的な考えに基づいて
自分にとって必要なこととして解釈し、
記憶銀行に預金します。

ひとりで考えられる時には
愉快だったこと、
うれしかったこと、
うまくいったことなど
積極的に解釈した良い経験を思い出しましょう。
そして自分の記憶銀行に良い考えに基づく記憶を
預金するのです。

そうすることで自信を植え付け、
うまくいっているという感じを
あなたに与えます。
またそれがあなたの肉体機能を
正しく保つのに役立ちます。

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2.記憶銀行からは積極的な考えだけを引き出す。

過去の忘れられない不愉快な出来事を
繰り返し思い起こして
あの時こうしていればなんて
考えていないでしょうか。

繰り返し不愉快なことを思い起こすことで
不愉快のもとを強く大きくしていきます。
そのパターンをいますぐやめましょう。

いつのまにか気づかないうちに
このパターンはあなたに悪い影響を与え、
自信を打ち壊します。
記憶銀行から消極的な考えに基づく記憶を
引き出すのをやめましょう。

どうしてもそこにある不愉快な記憶は
積極的な考えに基づく解釈をしてみましょう。
そこから学べたことはなんだろう。
気づかせてくれたことはなんだろう。
自分に影響を与えてくれたものを探しましょう。

そして自分ではどうしようもないこと、
不愉快な考え、気分を繰り返し思い出す時には
自分が思い出していることに気づいたら、
気分転換をしたり、楽しいことを思い出したりして
違うことを考えましょう。

積極的で愉快なことを繰り返し引き出すことで
あなたの自信は上がってきます。
自分の考えていることを意識して
記憶銀行をつくりましょう。

参考図書
大きく考えることの魔術-あなたには無限の可能性がある
D.J.シュワルツ 著

大きく考えることの魔術

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