リーダーは経験から育つ④

引き続き、6つの伸ばすことができるリーダーシップ能力
についてです。

6つの伸ばすことができるリーダーシップの能力

  • 自己認識(自己への気づき)
  • 自信
  • 幅広く、ものごとの全体をとらえる視野
  • 社会的システムの中で効果的に働く能力
  • 創造的に考える能力
  • 経験から学ぶ能力

今回は『経験から学ぶ能力』です。

リーダーは様々な問題の解決を
求められるものです。

仕事をよりよく、
仲間といい関係に、
状況を改善してなど
実に様々です。

この様々な問題を解決するには、
第一に問題に気づき、
次に問題解決をはかる行動を
取らなければいけません。

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第一の問題に気づくためには、
経験の振り返りが必要です。

この振り返る経験は
自分がちょっと気になることだったり、
ミスや失敗したことだったり、
自分にとって危機的な状態だと思うことなどです。

または他者からのちょっとした言葉や
わかりやすいフィードバックなどもそうです。

問題に気づくために
まずは立ち止まって経験を振り返り、
自分が経験したことを
客観的に捉えるようにしましょう。

しかし自分の経験を客観的に捉えることは
あまり気持ちが良いものではないかもしれません。
私たちは自分は有能であると思いたい動物です。
そのため無意識に自分の至らない点を見ないようにします。

けれど普段は素通りしてしまいそうな
ちょっとした経験も自分を客観視してみれば
問題の元が見つかります。

そして問題が目にとまったら
何ができるかを考えます。
問題解決をはかるための行動は
すぐ行動できるものもあれば、
簡単にはいかないものもあるでしょう。

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すぐ行動できるものは行動に移し、
簡単にいかないものには、
どういった対応が必要になるのかを考え
行動に移します。

もしかすると現在のスキルや視野では
不十分であったり
あるいは自分が持っているスキルや視野を
フル活用できていないことに気づくかもしれません。

身につける必要のあるスキルや視野がわかったら、
実際に身につけることに取り組みましょう。

しかし新しいスキルや視野は
そう簡単には自分のものにはなりません。
今まで慣れ親しんだスキルや視野が
新しい力の獲得の邪魔をするからです。

なので初めのうちは新しいスキルや視野に違和感を感じたり
あまり効果的でないと感じたりするかもしれません。

しかし一定期間の実践を重ね、
新しいスキルや視野が自分に馴染んでくると、
確実にそのスキルや視野を活用できるようになります。

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このサイクルは人が各能力を自分のものにするために
何度も繰り返し行うものです。
リーダーシップ開発に時間がかかるのはこのためです。

このようにしてリーダーは経験から多くのものを
学んでいく必要があります。
研修や仕事、人間関係への対処やちょっとした出来事など
どんな経験もリーダーとしての能力開発の機会となるのです。

参考図書
リーダーシップ開発ハンドブック
C.D.マッコーレイ 他 著

リーダーシップ開発ハンドブック

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