経験から何を学ぶか

経験学習はことばの通り、
経験から学ぶことだが、
経験から何を学ぶのだろうかと思う人も
いるかもしれない。

どんな経験からなにを学ぶかは、
その人が自分の経験をどうとらえるかによるが
経験を学びにいかしている人が、
どんな経験からどんな学びをしているのかを
紹介しよう。

成功している上級管理職が
どのような経験から学んでいるかを
明らかにするインタビュー調査を
マッコールらが行っている。

この調査によると成功した管理職は、
「課題」「他者(上司)」「苦難」という
3つのカテゴリーに関して多様な経験を積むことによって、
バランスの取れた教訓を得ていたという。

「上司」から、
価値観や政治的活動のあり方を学び、

「課題」遂行
・初期の仕事経験
・最初の管理職経験
・プロジェクト、タスクフォース
・ラインからスタッフへの異動
・ゼロからのスタート
・事業の建て直し
・より広い範囲のマネジメント から、
自身・独立心・知識・関係性・タフネスさを身につけ、

「苦難」
・個人的なトラウマ
・キャリア上の挫折
・仕事内容の変化
・ビジネス上の失敗
・できない部下の問題 から
謙虚さ・ものの見方を学んでいたという。

これは上級管理職の経験からの学びについてで
あるわけだが、様々な立場の人にも、
あてはめることができる。

「上司」を目上の人ととらえるならば、
ご近所のお年寄り、お姑様、先生、先輩などに
あてはめて考えてみてはどうだろうか。

さまざまな経験やシーンから学ぶために、
この経験からなにを学べるかなと
意識して考えるようにしたいものである。

参考資料
『経験からの学習~プロフェッショナルへの成長プロセス』
松尾 睦 著
経験からの学習

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