自分の意見を言うために知っておくこと
あなたは日頃、自分の意見を素直に
言えていますか。
お互いが素直に自分の意見を言い合える
コミュニケーションがアサーティブな
コミュニケーションでしたね。
今日は私たちがアサーティブになれない理由の
4.考え方がアサーティブでないことについて
お伝えします。
アサーティブになれない理由
- 自分の気持ちが把握できていない。
- 結果や周囲を気にしずぎる。
- 基本的人権を使っていない。
- 考え方がアサーティブでない。
- アサーションのスキルを習得していない。
- からだが語るものが言葉と違う。
例えば自分の思っていることを話せなかったり、
相手の話より自分の話をしてしまったりすることって
ありませんか。
なぜ私たちはこのようなコミュニケショーンを
してしまうのでしょう。
それは考え方がアサーティブでないからです。
けれど自分の考えがアサーティブかそうでないかを
知ることは結構難しいんですよね。
4. 考え方がアサーティブでない
- 自分の意見に反論されると
つい言い返してしまう。 - 先に意見を言われるとつい遠慮して
自分の意見を言えなくなる。 - 困っている時に素直に助けてほしいと
言えない。 など
なぜ私たちはこのようなことを
してしまうのでしょうか。
それは私たちが自分の様々な考え方の
影響を受けて人と接しているからです。
先ほどの例であれば、
- 自分の意見は尊重されるべきだ。
- 相手と違う意見を言うと嫌われる。
- 人に弱みを見せるべきではない。 など
けれど自分の考え方が
人との接し方に大きな影響を与えていることに
私たちはほとんど気づいていません。
なぜなら自分のもっている考えは
成長の過程で身につけてきたものだったり、
その考えは常識的なものだと思っていたりするため
自分の考えに疑問を持たないからです。
もし自分ではアサーティブな接し方をしているのに
思ったように人と良い関係が築けず、
つい今までの非主張的な自分であったり、
攻撃的な自分で接しているなと思ったら、
自分がどのような考えを持って
相手に接していたかを振り返ってみましょう。
アサーティブなコミュニケーションとは
自分の意見も相手の意見も共に尊重する
コミュニケーションでしたね。
自分の考え方に気づいたら、
自分の意見も相手の意見も共に尊重するには
どうすればいいのかを考えてみましょう。
するとアサーティブなコミュニケーションを
とれるようになれるでしょう。
参考図書
アサーション・トレーニングさわやかな〈自己表現〉のために
平木典子