少ない自制心で行動する3つの方法
私たちは疲れてくると自制心が減ってきます。
例えばダイエット中にショッピングに出かけて
夕方に疲れてついスイーツを食べてしまった
という経験はありませんか?
これは午前中は自制心が働いているため
スイーツを食べることを自制できているのですが、
夕方疲れてくると自制心が減り、
誘惑に負けて食べてしまうのです。
こんなときは少ない自制心で行動する方法を
知っておくと便利です。
少ない自制心で行動する3つの方法
- 誘惑を想定しておく
- 理由を考え、現状を確認する
- 報酬を設定する
誘惑を想定しておく
私たちは行動を起こし始めるとその行動が完結するまで
やり続ける性質を持っています。
そのためちょっとだけといってはじめたことを
途中でやめることができないのです。
ダイエットの例だと
ショッピングに出かけて3時を過ぎると
「今日はたくさん歩いたし、疲れたから
ちょっとくらいスイーツを食べてもいいよね。」
と自分に都合の良い理由を考えてスイーツを食べてしまいます。
すると普段スイーツを食べることを我慢しているために
最初はちょっとだけのつもりが今日くらいはいいよねと
食べてもいい理由を考えだし、たくさん食べてしまいます。
疲れていないときなら我慢できるのですが
ショッピングで自制心を消耗してしまったために
我慢できなくなるのです。
このことに対処するためには
事前にこういう状況を想定し対処しているイメージを
しておくことです。
例えば
ショッピングに出かける前に
スイーツを食べたくなったときの対処をイメージします。
- ショッピングを切り上げて帰る。
- どうしても食べたくなったときにあめを1つ食べる。
などです。
理由を考える。現状を確認する
私たちは短期的な目標が現れると
つい長期的な目標を忘れ短期的な目標を優先します。
また現状認識が曖昧になると
理想に向かう行動が取れなくなります。
例えばダイエットの例だと
3ヶ月後に理想の体重を目指していた場合、
目の前のスイーツを食べることを優先してしまうことがあります。
これは
長期的な目標の意識が薄れ、現状認識が乏しくなったときにおきます。
比較的ダイエットをはじめたばかりのときは
長期的な目標を明確に意識しているので自制できます。
しかし時間が経つとだんだんその意識は薄れ、
自分がどれだけ太っているかの認識も薄れるため
短期的な欲求を優先してしまうのです。
こんなときは
目標を目指す理由を思い出すこと、
現状を確認することです。
例えば、スイーツを食べたくなったなら、
- 理想体型のモデルの写真を見る。
- 何のためにダイエットするのかを思い出す。
- ダイエットが成功した様子を思い出す。
- 自分の姿を鏡で確認する。
報酬を設定する
私たちは自分にとってメリットがないと
行動を起こしにくいものです。
なので我慢して何かをする場合、
自分にとってその行動に明確な報酬を
設定する必要がある。
例えばダイエットの場合
仕事で疲れて帰り道にコンビニによると
いまCMで人気のスイーツを目にしてしまい、
つい買って帰ってしまいます。
疲れて自制心が消耗しているときは誘惑に負けやすくなっています。
誘惑に触れることを避けることは大事ですが
どうしても誘惑に触れてしまうことがあります。
こんなときは
誘惑を耐えたときに誘惑以上の報酬を設定しておくことです。
人それぞれ報酬と思えるものは違うため
自分がどのような報酬ならモチベーションが高まるかを
知る必要があります。
例えば
- 誘惑に耐えたらその倍額を趣味に使える
- 誘惑に耐えたら恋人から褒めてもらえる
- 誘惑に耐えたらその倍額を寄付できる
皆さんもぜひやってみてください。