リーダーは経験から育つ①
人の集まるところでは、
グループを引っ張るリーダーが
必要になりますよね。
自然と先頭に立てる人もいれば、
人の前に立つのは苦手でとか、
人の前に立って意見を言うことすら苦手で
なんて人もいますよね。
自然と先頭に立てるようであればいいのですが、
自分は先頭に立ちたくないんだけど
立たなければいけなくて辛いなんてことも
あります。
リーダーとしての能力、
リーダーシップ能力は資質だろうと
思うかもしれませんが、
実はこの能力は伸ばすことができるものです。
『リーダーシップ能力は、
一部は遺伝に、一部は幼少期の成長に、
一部は大人になってからの経験に根ざしている。』
とリーダーシップ開発の世界的権威である
米国のリーダーシップ研究開発機関
Center for Creative Leadership(以下CCL)
では言っています。
CCLでは「リーダーシップは経験から育つ」
と言っており、
リーダーシップの能力で伸ばすことが
できるものに次の6つをあげています。
6つの伸ばすことができるリーダーシップの能力
- 自己認識(自己への気づき)
- 自信
- 幅広く、ものごとの全体をとらえる視野
- 社会的システムの中で効果的に働く能力
- 創造的に考える能力
- 経験から学ぶ能力
リーダーシップの能力は短時間で
すぐに身につけられるものではありません。
色々な経験をしながら
少しづつ身につけていくものです。
このため経験から学ぶ能力を高めることは、
これらの能力を引き上げるために
とても重要な能力なのです。
引き続きリーダーシップのお話です。
参考図書
リーダーシップ開発ハンドブック
C.D.マッコーレイ 他 著