ストレスとの付き合い方⑦
前回、日常生活の中で、
ちょっと不愉快なことがあった時に
自分がどんな事を考えているか。
そして心の中でどんなセリフをつぶやいているかを
意識してみましょうとお伝えしました。
心の中でつぶやいているセリフは
くせとなって繰り返しつぶやいている可能性が
高いものです。
もしそのセリフの中に前回紹介した
マイナスのセルフトークが見つかったならば
あなたのストレスのもとになっているでしょう。
このセルフトークを変えて、
ストレスを軽減しましょう。
セルフトークを変える方法
1.『非論理性』を正す
マイナスのセルフトークには、
非論理性がありました。
いつも、
自分だけ、
ついてない、
みんな、
といったセリフがみつかりましたら、
『それは本当ですか。』と
自分に問いかけてみて下さい。
そんな時もあるでしょうし、
そうでない時もあるでしょう。
2.『いま、ここ』で考える
過去の事をずっと気に病んでいたり、
起こってもいない未来に不安を感じたりと
していないでしょうか。
過去や未来に意識を向け過ぎていると
十分な行動が取れなくなったり、
行動が止まってしまったりします。
今自分ができる事を
精一杯行いましょう。
3.『ありのまま』を受け入れる
起きてしまったことや、
どうしようもないことはあるものです。
自分ではどうしようもないことは
ありのまま受け入れましょう。
その上で自分にできることに、
前向きに取り組みましょう。
また、人と自分とを比べることで、
強いストレスを感じるものです。
人は人、自分は自分と考え、
自分のいい面に目を向けましょう。
これらのことを意識して、
前向きに考え、行動を起こしていきましょう。
自分で行動を起こしていくことで
目の前の扉は開けるのです。
参考図書
ストレスに負けない技術
田中ウルヴェ京・奈良雅弘 著