やりたいことをやるための脳の強化法③
私達がやりたいことをやりとげるために
味方につけたい脳の3つの部分について
前回までお伝えしました。
今回は合わせて味方に付けたい
行動を左右する脳内物質4つについて
お伝えします。
この4つは脳のシステムのバランスを
整えるために重要な役割をもっています。
- ドーパミン
- セロトニン
- GABA
- エンドルフィン
■ドーパミン
モチベーション・顕著性・原動力・興奮の
化学物質
ドーパミンが低下すると、
やる気の低下、活力の低下、集中力低下、
衝動抑制障害、ある種のうつ病、
パーキンソン病、ADDにつながる。
ドーパミンを高める方法
- ハードに体を動かす運動をする。
- たんぱく質の多い食事をする。
- 気持ちがわくわくする、
- あるいは意義のある職場・団体で働く。
- 興奮を求めるような行動をつつしむ。
そのような行動は快楽中枢をすり減らし、
ドーパミンを激減させて、喜びを感じられなくする。 - L-チロシン・SAMeのような
天然のサプリメントを摂取する。
■セロトニン
安心感・幸福感・柔軟性の化学物質
セロトニンが低下すると、
不安神経症、強迫思考、強迫神経症、
ある種のうつ病を患う。
セロトニンを高める方法
- 運動
- 意思力を鍛える
- 5-HTP・L-トリプトファン・イノシトール
のようなサプリメント
■GABA(γアミノ酪酸)
脳の興奮を調整するのをたすける。
GABAの低下は、
不安神経症やある種のうつ病など、
多くの精神疾患で見られる。
GABAのサプリメント
■エンドルフィン
快楽や鎮痛につながる化学物質
エンドルフィンを高める方法
- 運動
- 鍼治療
- 催眠法
*注意
体の不調に関しては医者の指示に従って下さい。
参考図書
「健康」は、脳が99%決める。
ダニエル・G・エイメン 著