やりたいことがやれない理由
やりたいことがやれないと、
みなさん悩みますよね。
悩まない人はいません。
やれない理由はなんでしょうか。
やれない理由はいくつもあるでしょう。
そのいくつかを経験学習でとけるとしたら、、
経験学習は行動面・精神面の
2つの側面があります。
行動面ばかりアプローチしても、
なかなか動けないものです。
それはなぜでしょうか。
そこには、行動をおさえている心(考え)が
かくれているかもしれません。
そう、精神面のアプローチが必要です。
ある女性は食事は手作りがいいと思っていました。
遅い帰宅になる時でもコンビニ弁当はいやだ。
でも遅い時間に帰宅してから
ご飯をつくるのはちょっと無理。
ということで簡単な食事ですますことが
多かったそうです。
彼女は自分がコンビニ弁当はいやで
手作りがいいと思っている理由として、
コンビニ弁当は体に悪いと
考えているからだと思っていました。
でも、深く彼女の思いを探っていくうちに、
違う側面が見えてきました。
実は彼女の実家は外食をほとんどしない家で、
彼女の母親は遅くに帰宅しても
ご飯をきっちり用意する母親だったのです。
そんな母親の姿を見て育った彼女は
気づかぬうちに、「食事は手作り」という考えが
すりこまれていたのです。
このことに気づいてからは、
「食事は手作り」という考えにしばられるのではなく、
体を休めることを優先に考え、
なるべく自分がゆるせる食事をする方法を
考えるようになったそうです。
自分の要望と行動をストップさせている
自分の奥底にかくれた心の両面を
見ることができた時、
あらためて現状の自分の要望に
必要なものは何なのかを考えることができます。
自分の中の何が行動をおさえているのでしょうか。
ちょっと深く自分をさぐってみると
思わぬものがでてくるかもしれません。
もしかしたら、やらなければと思っているものは
そんなふうに考える必要のないものかもしれませんよ。