もちつもたれついい支援⑧
これまでの助け合いの関係は
1対1の関係のお話でした。
それではチームでの助け合いはどうでしょうか。
成果を出しているチームは
メンバーがお互いに助け合いの関係にあるようです。
チームで働く場合に、
個々で好き勝手に行動しているようでは
十分な成果を望めません。
それではチームでの助け合いで
必要な事はなんでしょうか。
それはリーダーがメンバーを
助けることがあるようです。
リーダ-がチームメンバーを助ける4つのこと
リーダーはメンバーが4つの問題に対して
安心するように助ける必要があります。
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グループでの役割は何
メンバーは自分の役割がわかり、
そのチームに必要な人間だと認識することで
より力を発揮します。
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どれぐらいの影響力を持っている
人はある程度の影響を及ぼしたいと
思っています。必要不可欠な人間だと
思えることで責任を持って働こうとします。 -
欲求や目標は何
そのチームで自分の欲求が満たされ、
目標を達成すればそれがかなえられるのか。
欲求や目標が一致していない場合は
十分な行動には現れないでしょう。 -
メンバーは親しくなれるか
メンバー同士が互いを受け入れることは
グループのパフォーマンスを維持するために
欠かせない信頼を得るために重要なものです。
助け合いは様々なところで
色々な形であります。
いい関係性がいい助け合いになり、
いい結果につながります。
そのために今回ご紹介したヒントを
是非試してみてください。
参考図書
人を助けるとはどういうことか
エドガー・H・シャイン 著